『味と貯蔵性に大注目』
新品種「美紅(みく)」をご紹介いたします。
目次
美紅はどうやって生まれたの?
弘前大学農学生命科学部附属藤崎農場で育成された品種です。
「東光」と「赤肉親系統1」を交配育成されたもので、2016年に品種登録されました。
品種名は「HFF33」で、「美紅」は商標登録名称です。
美紅の特徴は?
果皮も果肉も赤く着色する系統。 果皮が「千秋」のように縞模様に赤く色づく果肉まで赤く着色する品種です。酸含量が0.4%と「ふじ」と同程度なので誰もがおいしく食べられます。白い果肉の品種と組み合わせて紅白のカットリンゴの販売を目指しています。青森県では11月上旬~中旬に収穫され、重さは350g以上になります。
※弘前大学農学生命科学部附属生物共生教育研究センターホームページより
果肉まで赤く期待の品種ですが、有袋栽培が望ましいとのことです。
無袋栽培では写真のように黒い斑点のようなものが出現するようで、袋をかけることで解消されるそうです。
食べてみた感想
酸味が少ないのでさっぱりと食べやすいです。
弘大藤崎農場で育成された「紅の夢(くれないのゆめ)」よりも酸っぱくなく、ほんのり甘みがあって美味しいです。
赤肉をいかしたお菓子作りにもおススメです。
まだまだ生産量は少ないですが、もしお店で見かけたらぜひ手に取って、食べてみてくださいね♪
「美紅」の品種ページは、こちら
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