りんご「ルビースイート」を食べてみました
「ルビースイート」(弘前市相馬地区産)
散歩中、相馬地区のある農家さんから、
「オメェ、『ルビースイート』って食べたことがあるか?」
と言われ、食べたことがないと伝えるとお裾分けしてくれました。
割ってみてビックリ。赤肉のりんごでした。
調べると、農研機構果樹茶業研究部門において、「JP114069」×「ふじ」を交配育成した品種みたいです。
「JP114069」は赤肉で、「ジェネバ」や「ピンクパール」よりもやや酸味が低いりんご属遺伝資源です。
癖がなくあっさりとした味と香りで、とってもジューシー。
酸味はあまりなく、甘味が強かったです。
赤肉のりんごは加工用で酸っぱいという固定観念がありましたが、
「ルビースイート」は生食でいける品種でした。
赤肉になるのは、皮が赤くなる原理と同じで、果肉にアントシアニンという赤い色素が蓄積するからです。
「ルビースイート」の果肉は毒々しい赤でなく、淡い赤で食欲が失せることがありません。
白い果肉のりんごと比較すると、「ルビースイート」の赤さは一目瞭然です。
いただいた農家さん曰く、このりんごは生産が難しいみたい。
今後も、一般のスーパーに並ぶことはないと考えられますので、食べたい人は産地・弘前に来てください。
【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
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