摘果を見れば性格がわかる〜りんご畑de哲学〜
りんごの実の質(大きさ、味)を高めるために、木になる実の量を落として減らす作業を「摘果」と言います。
摘果の仕方が、自分の性格を写すのではないかと思います。
自分の場合、
とりあえず、目に入った実から摘果してきます。木にはたくさんの実がなっていて、視界の右にも左にも実があります。
すると、目線が左右に移ろってしまい、右の方を摘果し、左の方を摘果する…。
次々と目移りして、結果、見落としが多くなってしまう摘果のやり方をしてしまうことに気づきました。
枝ごとに実を落としていけば、見落としは減るはずなのに、隣の枝に目がいって手が伸びる。色んなことに手を出し、中途半端な結果になってしまう。
今までの自分を写しているようです。
逆に、枝ごとに見落としなく摘果していけば、堅実さが身につくのではないか。
摘果しながら、そんなことを考えました。
【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
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