
りんご「ジェネバ」を食べてみました

「ジェネバ」(弘前市相馬地区産)
ずっとジェノバ(Genova)だと勘違いしていて、イタリアンなりんごだなーと思っていましたが、ジェノバではありません「ジェネバ」です。

「ジェネバ」はカナダ原産で、国内では主に花粉だけを使う「受粉樹」として植えられていることがほとんどなようです。
アルバイトでお世話になっている園主に、
「このりんご(「ジェネバ」)もらっていいですか?」と聞くと
「美味しくなけどいいのか、いくらでもける(あげる)」というくらいの地位です。

花粉樹としての役割で植えられているだけかもしれませんが、食用果実としても非常に魅力的。
強い酸味があり果汁も少ないことから生食には向かない、いわゆる赤肉のクッキングアップルです。
加工に適したクッキングアップルの方が、かえって用途が多様でいろいろと楽しめます。
まずはドライりんごにしました。


淡いピンク色でほどよく酸っぱいドライりんごが完成しました。
参考までに写真だけ載せますが、皮ごと煮たらこんな感じになります。
ちゃんとした色が果肉に残ります。

薄くスライスしてパイ生地にのせて作るアップルパイはこのようになります。

切ってのせただけです。着色していません。
美しいアップルパイになったと個人的には思います。
加工用として使う価値ありです。
「ジェネバ」を花粉樹として植えている農家さん、意外と売れると思いますよ~!

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【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。


