無煙炭化器ってどうなのか見てみました
あまり知られていませんが、弘前市は国の「SDGs未来都市」に選ばれています。
そんなこともあってか、市は剪定のあと焼却処分されるりんごの枝を炭にして土壌改良や温室効果ガスの削減につなげる「無煙炭化器」の使用を推奨しています。
その「無煙炭化器」をどのように使えばいいのかを紹介する実演会に参加してみました。
気化した木質ガスが空中で燃焼し、酸欠状態の炭化器内部に熱が伝わるため、木が灰にならず炭化される仕組みです。
対流空気や反射熱、伝導熱を研究した結果、写真のような形・構造にたどり着いたみたいです。
実演会には20名程度の方が参加し、無煙炭化器の実力と使い勝手を確かめていました
基本的には乾燥した枝を使わないと無煙炭化器の実力は発揮できないそうですが、市が準備したのは湿った枝と生乾きの枝。
そんなこともあって、結構煙が出ちゃっていました。
炎が消え、十分に枝が燃焼したら、水をかけて消火します。
これで炭が完成。簡単でした。
野焼きしたら灰になってしまうせん定枝を簡単に炭化できるので、りんご農家にとってメリットになると思います。素晴らしい商品です。
実演会に参加した農家からは、
「炭は自然に対して保水力を持つとか土壌改良の一環となる できればやってみたい」
「値段が高いし、使うのが面倒くさい」
「剪定した枝はすぐ燃やしたいから、乾燥させるのは手間だ」
といった意見がでていました。
個人的には、アウトドアや実家(横浜市)で使いたいなーと思いました。
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【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
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