りんご「花祝」を食べてみました
「花祝(はないわい)」(弘前産)
弘果弘前中央青果でおこなわれた初セリ(2023年)で初めて「花祝」を見てから、ずっと食べたかった品種でした。この度、近所の農産物直売所でゲットできたので、レビューしていきたいと思います。ワクワクするゼ!
種子親「花嫁」×花粉親「祝」から生まれた品種で、両親の名前からそれぞれ一字ずつ継承されたかたちになります。
なによりも色や形がよく、芸術品のようです。
今回食べた「花祝」は、見た目はとてもいいけど、味は残念なものでした。
苦みに近い酸味と青臭い香りを感じるだけで、総じていうと味がしないという感想をもちました。シャキシャキした食感がりんごらしいのですが、りんごらしい味はしなかったです。
このままでは誤解が生じるので、少し補足します。 『青森県のりんご』の著者 杉山芬さんによると、完熟した「花祝」は「甘味のある酸の効いたうまいりんごで、果肉は少し粗ですが、硬さも適当になり渋味はなく」なるそうです。
どうやら熟した「花祝」は美味しいらしいのです。ただ、熟した果実は市場にほとんど出回らず、どこかの直売所で売っていたらラッキーというくらい希少性が高いです。
いつか、熟した「花祝」を食べてみたいものです。。
「りんごのフレーバーホイール」で表現すると上図のとおりです。
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【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
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