12月14日(日)弘前市りんご公園にてりんごの食べ比べイベントがありました。
これは品種の違いを食べ比べるのではなく、栽培方法の違う同じ品種の食べ比べをするというものです。

同じ品種でも栽培方法によって味に違いがでるのか?
りんごに携わる関係者が審査員として、カットされたりんごを、どちらの栽培方法かを知らされずに食べ比べ、甘さ、酸っぱさ、シャキシャキ感、ジューシーさ、味の濃さの5段階で評価し、さらに栽培方法も当てて違いを言語化するという面白い企画です。
審査員はりんご生産者、青森県りんご協会の技師、市やJAのりんご専門担当者、りんご移出業者などで、一般来場者にも試食してもらい、好みの方に投票するという形で行われました。
使用するりんごの品種は「サンふじ」、栽培方法は「丸葉栽培」と「高密植栽培」です。


結果は…
A=「丸葉」
B=「高密植」
審査員の講評としては、A=「丸葉」の方が甘味が強く味が濃いという意見が多く、B=「高密植」の方は全体的にさっぱりとした印象だったようで、違いを感じつつも、食べれば食べるほどわからなくなるというほど、どちらもそれぞれに美味しさがあるとのことでした。

長年りんご栽培をしている生産者さんは、「「丸葉」でも個体差はあるけど、「高密植」の方は樹がまだ若いので枝によっても品質にばらつきがある。そういうところがこの違いに出てきたのかもしれない」とおっしゃっていました。
一般来場者の好みは…半々といったところでしょうか。

実行委員会代表の方は、丸葉栽培と高密植栽培を比較するとき、作業効率や経済性など作り手の都合ばかりが対比されがちですが、食べる人が食味をどう感じるかを忘れがち。りんごの美味しさは多様で人それぞれに好みもある。同じ品種でも栽培方法で違う美味しさがあるなら、これからのりんご作りにどうプラスになるのか、この食べ比べでりんごの未来を考えたい。とのことです。
このイベントの詳細は12月31日付の日本農業新聞で特集記事として掲載されます。
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