岩崎農園文字絵りんご 作業編その②【着色~完成】

投稿者: | 2017年12月14日

岩崎農園文字絵りんご 作業編その①【シール貼り】では、文字絵りんごのシール貼りの作業をご紹介しましたが、今回はシールを貼ったりんごがどのように色づき、文字絵りんごが完成するのかをご紹介したいと思います。

シール貼り直後 ⇒ 3日後 ⇒ 10日後

だんだんと色づいていくのがわかりますね。
10日後にはシールの色とりんごの色が同化して輪郭がわかりにくくなっています。

普通のりんご栽培同様、まんべんなく日光が当たるように、シール貼りの後は「玉まわし」「シルバーシート敷き」の作業は必ず行い、きれいに色づくようにしています。

 

「スタークジャンボ」(右写真)は「陸奥」よりも濃い赤色なので、色づいていくほどシールとりんごが同化しているように見えます。このように真っ赤に色づいたら、いよいよ収穫となります。

 

 

 

 

シールはぎは収穫後に行います。
りんごに傷が付かないように、ひとつずつ丁寧にシールをはがしていました。

 

 

 

シールを貼った部分は着色していないので、シールをはがすとくっきりと文字や絵が浮かび上がり、見事な文字絵りんごが出来上がりました。

 

 

こちらは袋をくり抜いて、くり抜いた部分にシールを貼ったものです。
右の写真のように文字が赤く、まわりが白い文字絵りんごになるのです。

 

下の写真は、普通のりんご栽培では摘果してしまうような変形したりんごですが、主に観賞用となる文字絵りんごの場合は、その形を生かして使用しているそうです。

 

 

[おまけ]
右の写真は「陸奥」ですが、袋を掛け忘れたため赤く着色せずに本来の黄色い色で大きくなったものです。袋を掛けたものと掛けないものの違いは一目瞭然ですね。

 

次回、作業編その③【飾りつけ】では、出荷用の籠に入れ飾り付ける作業をご紹介いたします。

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