10月に入り、ますますりんごが美味しい季節となってきました。
色々な品種がありますが、今回は人気の高い3つの品種をご紹介いたします。
==トキ==
赤いりんごの王様「ふじ」と黄色いりんごの代表格「王林」を交配させて誕生しました。
切り口から果汁が溢れてくるほど多汁で、芳醇な香りが特徴です。酸味はあまりなく、さわやかな甘さで硬さもあり、シャキシャキとした食感でとても美味しいです。
海外からの需要が高く、台湾・香港などに輸出されています。
==ひろさきふじ==
「ふじ」の枝変わり品種で、「ふじ」より早く成熟する「早生系ふじ」の一つです。
果肉はやや柔らかく、酸味は少なめですが、「ふじ」によく似た味で、「ふじ」より早く食べられることもあり人気があります。
「早生系ふじ」はこの「ひろさきふじ」の他に、「昂林（こうりん）」、「やたか」などがあります。
==紅玉==
酸味が強い、お菓子作りに適した品種です。
古くからある品種ですが、酸味が少なく甘さが強いりんごが好まれるようになり、一時は生産量がかなり減少しました。
現在では、近年のスイーツブームに乗り「紅玉」の人気が再び高まってきています。他の品種よりも強めの酸味は、熱を加えることで非常に上品な味わいへと変貌し、アップルパイにはかかせない品種です。
以上の3品種の他にも、さまざまな品種が旬を迎えています。
今の時期にしか食べられないものもありますので、お店で見かけたらぜひ手に取って、食べてみてください。
食べ比べができるのも今の時期だけ。生で食べたりお菓子にしたり、色々な食べ方で味わってみてくださいね♪
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