以前ブログでご紹介した、弘前実業高校家庭科学科3年生の課題研究の一環で、りんご大学へりんごレシピをご提供いただきましたので、ご紹介いたします。
ドライリンゴをいれたアイスボックスクッキーで、外のコーティングがカリッと甘く中はサクサクとした食感で、噛むほどにりんごの風味が口の中に広がりクセになるクッキーです。
目次
レシピ*りんごチップスのクッキー🍎
【材料】
★りんごチップス
りんご … 1個
塩またはレモン汁 … ひとつまみ
水 … 200ml
☆クッキー生地
バター … 80g
卵黄 … 1個分
グラニュー糖 … 40g
薄力粉 … 120g
○コーティング
卵 … 1個
グラニュー糖 … 適量
【作り方】
★りんごチップスを作る
下準備
・オーブンを100℃に予熱しておく。
・ボウルに0.1%の塩水を作る(水200mlに対し、塩ひとつまみ約0.2g)。※レモン水でもよい。
1.りんごの皮と芯をとり、厚さ2mmにスライスし、褐変防止のため塩水につける。
2.りんごの水分をペーパータオルなどで拭き取り、クッキングペーパーを敷いた天板に並べ、100℃で予熱したオーブンで乾燥させる。
最初に60分、裏返して60分。(パリパリになるまで調整しながら)
※160℃など高い温度で加熱すると、すぐに焦げてしまうため、低温で様子を見ながら行う。
☆クッキー生地を作る
下準備
・バターは常温に戻しておく。
・薄力粉はあらかじめふるっておく。
1.ボウルにバターを入れて泡立て器でよく練り、グラニュー糖を加えてさっくり混ぜる。
2.卵黄を2回に分けて加え、その都度よく混ぜなめらかな状態にする。
(※卵黄を一度に加えると分離するため、2回に分けて加える)
3.りんごチップスをポリ袋などに入れめん棒で叩いて砕き、2のボウルに加えて混ぜ合わせる。
4.ふるっておいた薄力粉を加え、ゴムベラで切るようにさっくりと混ぜ合わせる。(※若干粉っぽさが残るくらい)
5.生地をラップに移し、直径3cm程度の棒状にまとめ、冷凍庫で2時間以上冷やす。(クリアファイルを利用すると棒状にまとめやすい)
○クッキーを焼く
1.オーブンを160℃に予熱する。
2.バットに溶き卵とグラニュー糖をそれぞれ入れ、溶き卵、グラニュー糖の順に生地につけていく。
3.生地を5mm幅に切り、クッキングペーパーを敷いた天板にならべ、160℃に予熱しておいたオーブンで約15分焼き、ほんのり焼き色がついたら完成。(※途中で天板を反対にすると焼き色が均等になる)
高校生から一言
ポイント!
※焼き上がり直後はまだ柔らかいが冷めると硬くなるので焼き過ぎに注意。
※余熱で焼き過ぎないよう、すぐにオーブンから取り出して冷ます。
レシピを考えてくれた高校生によると、
りんごは水分が多く、生のままでは生地とうまくまとまらず、細かく切るとりんごの味がしないという課題がありました。
そこで、水分を少なくするために乾燥させて生地に混合しやすくし、また、乾燥させることで味が濃縮され美味しくできました。
りんごチップスは保存もきくので、クッキーだけでなく様々な料理にも使えるのではないでしょうか。
との事です。
実際に高校生が作ったクッキーを試食したところ、クッキーのサクサク食感もそのまま、しっかりとりんごの味が感じられ、とても美味しいクッキーです。
クッキー制作動画
りんご大学でも作ってみましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
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