新連載!『りんごパラダイス!!~横浜っ子が行く津軽ワンダーランド~』

投稿者: | 2023年9月5日

新連載が始まります!

今年の4月から、弘前市相馬地区の地域おこし協力隊として、横浜市から移住してきた穗坂修基(ほさかもとき)さん。
りんごが大好きな穗坂さんが、初めての土地でりんごに触れ、感じた素直な気持ちを書いていただきます。
移住者からみた津軽はどのように感じるのでしょうか。

まずは自己紹介から。

自己紹介&りんごが好きになったきっかけ

穗坂修基(ほさかもとき)
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
移住理由は、りんごを食べまくりたいから。

なぜりんごを食べまくりたいかというと、りんごが好きだから。
移住する理由になるほど、熱狂的にりんごが好きになったのは大学生のときにさかのぼる。

①水分補給として
ロングライドやトレッキングをするため、よく長野県に行っていた。休憩のとき、安いという理由でりんごを食べていた。激しい運動をしているときにも、程よい酸味と甘みで軽く食べられるりんごが好きになっていった。

②近所に安い八百屋があった
一人暮らしをするアパートの近くに、いわゆるB級品を安く売る八百屋があった。日によって売っている品種が違っていて、りんごもそうだった。その八百屋でりんごを買うことを通して、品種による味の違いに気づき、味の違いを感じること自体が楽しみとなった。

③海外でりんごを食べ比べる
市場に赴き、BREBURENやTOPAZ、GALAなどの海外品種や、フジやジョナゴールドなど日本でも食べられる品種を買って、日本のりんごと比較して食べていた。結論、おいしさにおいて日本のりんごは世界一だと感じ、国産りんごへの愛着が増した。

2022年、初めて弘前市に来たとき、りんご園地の多さに驚愕。そして、りんごが織りなす景観の美しさ、なにより、りんごのおいしさに惹かれる。
地域おこし協力隊の着任と同時に2023年4月に弘前市に移住。
りんごを多面的に理解していきたいと考え、シードルアンバサダーを取得した。


続いて、8月1日に弘果市場で行なわれた、りんごの開市を見学した感想もいただいているので、ご紹介します。

弘果の初セリはまるで天国

りんご好きとして一度は行きたいと思っていた「弘果弘前中央青果株式会社」通称「弘果」の初セリを見学してきました。

以前住んでいた横浜市では、スーパーの青果売り場くらいでしか、りんごを見られません。
なので、色とりどりのりんごが積みあがった様子は、まさにりんご天国(パラダイス!)。赤、緑、黄色が美しかったです。最盛期と比べると出荷量はかなり少ないと思いますが、あくまで生産量1位の青森県基準の「少ない」。移住者から見れば、十分迫力がありました。

県外の人は観光したいはず

8月1日に行われた初セリでは、極早生「花祝」、「恋空」、「」、「夏緑」、「メルシー」が出されていました。どれも、初めて実物を見た品種。首都圏ではなかなか売っていない非常に珍しい品種です。

木箱に入っている様子が美しい

大量のりんごに圧倒されたのはもちろん、セリのスピード感にも驚かされました。
何を言っているのか、何を話しているのか分からない。
津軽弁を聞き取るのは難しいのですが、それ以上の難解さでした。

難解度:津軽弁<セリの言語

10月下旬から11月にかけて、最盛期となる弘前圏域のりんごの出荷量は、初セリの何十倍にもなるとのこと。その時期にまた弘果さんにお邪魔したいと思います。


津軽弁に苦労しつつも、りんごの初競りに感動されたようです。
穗坂さんはもうすでにいくつか原稿を書いていただいておりますので、次々と公開していく予定です。
ご期待ください!!

りんごライン   りんご大学リンクバナーりんご大学はりんごに関する色々なことを楽しく学ぶことができるバーチャル大学です。 ⇒ りんご大学ホームページはこちらです。

  りんご大学メールマガジン「りんご大学だより」は、りんごの魅力やりんごの最新情報などを週1回お届けするメールマガジンです。ご登録は無料です。あなたもりんごのある美味しい生活をはじめてみませんか? ⇒ 配信ご希望の方は、こちらへ