りんごパラダイス vol.8『りんご「芳明つがる」を食べてみました』

りんご「芳明つがる」を食べてみました

「芳明つがる」（弘前市相馬地区）

名前を見て、かぐわしい、かんばしいの「芳」が名前につくりんごだから、香り高くて美味しいんだろうなーと思いました。

長野県山ノ内町、古幡芳明園で発見された「つがる」の着色系枝変わりみたいです。
着色系枝変わりとは、突然変異で色が良くつくようになった枝を切って、接木して、増やしていったものです。

ソフトなんだけどシャキシャキ食感。
優しい甘さ。溢れる果汁。
めちゃくちゃ美味しかったです。
「ひらかつがる」との味の違いは分かりませんでした。
りんごソムリエにはなれませんね（笑）

一般的に、直売所やスーパーでは「ひらかつがる」「芳明つがる」と表記せず、総称して「つがる」として売り出されています。
なので、「ひらか」なのか「芳明」なのかは見た目で判断するしかありませんが、おそらく無理です。
ピンポイントで「ひらかつがる」が食べたい、「芳明つがる」が食べたいと思うのなら、生産者の元に直接赴いたり、生産者が経営している販売所に行ったりして、聞いてみるしかないのだと思います。

弘前にいれば、身近に農家さんがあるので容易にできますね。
産地に住んでいてよかった。

【穗坂修基（ほさかもとき）】

弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。