
りんご「シナノゴールド」を食べてみました

「シナノゴールド」(弘前市相馬地区産)
長野りんご三兄弟の1つで、ネーミングがかなり好きです。

種子親「ゴールデンデリシャス」 × 花粉親「千秋」から生まれました。
保存性に優れ、翌春まで容易に食味を保つことができる品種です。
弘前に移住してきたのが4月下旬でりんごの時期は終了していましたが、「シナノゴールド」は近所の直売所に売っていました。
シャキシャキとした食感が残りつつ、味もそこそこ美味しく、保存性に驚かされました。

酸味が優位で、酸っぱ甘いりんごです。
果肉は淡黄色で、シャキッとした歯触りを楽しめます。
皮付きのまま食べると爽やかな香りをより感じ、食べた後にも香りが口の中に残ります。
完璧に近いりんごだと思います。

この品種は寒冷地では酸味が強くなるため、長野県のような温暖な地域での栽培により適しているようだと聞いていたので、
「シナノゴールド」は長野県産が一番美味しいと思っていましたが、青森県産も美味しいです。
「シナノ」がつく名前だとしても、青森県産も美味しいんです!

品種名に「シナノ」を付けて、県産りんごのブランドイメージを向上させている長野県はさすがだと思います。
青森も、戦略的な品種登録・商標登録をしてほしいです。
【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。


