りんご「有袋ふじ」を食べてみました
「有袋ふじ」(弘前市相馬地区産)
「サンふじ」との違いは、袋をかけて栽培するかしないかの違いです。
有袋と無袋で何が違うのでしょうか。
弘前市・相馬地区の農家さんのご厚意で、文字入りの「有袋ふじ」を作らせてもらいました。
だから「修」という文字が入っています。
脱線しますが、文字入りりんごの作り方を紹介します。
袋を剥がした後の「有袋ふじ」に文字を書いた透明のシールを貼ります。
それで終わりです。
収穫したらシールを剥がし、文字入りりんごの完成です。
これは素人の作品ですが、プロが作ったものは芸術品の域です。 シールも専用のモノを使用しているそうです。
そんなこんなで作った(私はシールを貼っただけ)「有袋ふじ」の味ですが、はっきり言って、「サンふじ」よりも味が薄くパッとしません。
食感や見た目はいいのですが、味が微妙。
これもいわゆる相対評価の影響で、「サンふじ」と比較してしまうから、ネガティブな評価になってしまうのでしょう。
ポジティブな面もあります。それは貯蔵性の高さです。
それゆえ、りんごを通年流通させるためにはなくてはならない存在で、大いに青森県の農業生産高に貢献しています。
「サンふじ」がスーパーから消える時期に食べたら、きっと美味しいと思うはずです。
【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
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