-18.トキの収穫-
もうすっかり秋の気配です。
朝晩は涼しく、日中は暖かでとても過ごしやすくなりました。
やっとりんごが着色しやすい環境になりました。
今年の「つがる」は色のはいりが悪いものが多く見られました。
着色のよいものは高値で売買されたようです。
我が家では、10日ほど前に「つがる」の収穫を終え、
それから一息つく暇もなく、
「ひろさきふじ」の葉取りやシート敷きの作業を行っています。
葉取りは、実に日の光がよく当たるように、
葉をばらばらと取っていく作業です。
私はこの作業が好きです。
特に天気の良い日はなおさらです。
手をせっせと動かすのが大好きなのです。
(せかせかと動いているので、主人からは「こまねずみ」といわれています…)
りんごの樹はとても正直で、
愛情をそそぐと、ちゃんとすくすく育ってくれます。
でも、あまり手をかけると甘ったれに育ってしまいます。
まるで子供のようです。
りんごの樹を見ると、持ち主の性格がなんとな~くわかっちゃうんですよ!
今年は、つる割れ果があまり見られません。
昨年、一昨年とはつる割れが多く発生し、
りんご農家にとっては大変な年が続いていました。
夏の期間の温度があまり上がらなかったり、
実の肥大の時期に降雨が続いたりすると、
つる割れが発生するのだそうです。
今日は「トキ」を収穫しました。
「トキ」は、赤味がかった黄色いりんごで、味はとても甘いです。
香りも良く、果肉はややかためで、かじりがい(?)があります。
今年は、楕円形や三角の形の実がとても多いです…。
形が悪いと、格外の扱いになってしまいます。味は変わらないのに…。
「トキ」はつるが折れやすいので、
収穫するときはつるが折れないように、
慎重にもがなければなりません。
我が家では、「トキ」は多く栽培していないので、
主人と二人で1日で収穫を終えることができました。
気温が低くて肌寒かったのですが、
天気が良く、とても気持ちの良い一日でした!
これから出荷しに行ってきます!!