りんご農家のお嫁さん日記の最近のブログ記事

 100426yomesan-logo.gif

-23.最終編-

りんごの収穫がやっと終わりました。
今年も大変でした。
お手伝いの方々、おつかれさまでした。

収穫が終わったのもつかの間、
気持ちはすでに来年の収穫に向いています。
主人の頭の中はすでに剪定モードです。
この枝を切って、あの枝は残して…と、
それぞれの樹のだいたいの構図を決めているようです。
主人は樹の剪定が好きだそうです。

今年を振り返ると、りんご以外にもいろいろあったなぁと思います。
春から本格的に農作業が始まって、収穫するまで本当にいろいろありました。
愛猫が家から脱走し、見つかるまでの6日間、毎日泣いて暮らしたこと、
近所の方々に協力してもらい、人々の暖かい気持ちに触れることができました。
あまり交流のない方からもお声をかけていただき、
本当に感謝でいっぱいでした。
愛猫が見つかったときは一軒一軒、
お礼のあいさつに伺いました。
「はり紙」を張ってもらったお店にもお世話になりました。
本当に感謝いっぱいです。


その他にもいろいろな事件や出来事ありました。
我が家の一番の事件が、前年のりんごの清算が悪かったことです。
大ダメージでした。
詳しいことは申し上げられませんが、
どこの農家もショックをかくせない様子でした。
これからは自家販売でないと生き残ることができないくらいの厳しい状況です。
農家がもっと賢くなって、販売を任せるのではなく、
自分たちで捌かないと、どんどん経営できなくなっていくような気がします。
私たちもこれから先、どのように運営していかないといけないのか、
十分に考える必要があると思います。
現実はとても厳しく、つらいものです。
いつかこの暗いトンネルから抜け出すよう、
努力していかないといけません。
農業は決して将来の夢がないわけではありません。
もっと選択肢を持って、前向きに考えていきたいと思います。

皆さん、つたない私の日記をお読みくださいまして、本当にありがとうございました。

 


 

 mailmagazine2.gif

    「りんご大学だより」は、りんごの魅力や、りんごの生育情報、おいしいりんごレシピなどを週1回お届けするメールマガジンです。
ご登録は無料です。あなたもりんごのあるおいしい生活をはじめてみませんか?

配信ご希望の方は、こちらへ

100426yomesan-logo.gif
ー22.もうひとふんばりー

 

「ふじ」の収穫もそろそろ終盤です。
お手伝いに来てくださっている方々にも、
少々疲れが見え始めてきています。
それもそうです。
連日の雨で、気温が下がり、
寒い中での収穫作業が続いています。
疲れがだいぶたまっていることと思われます。


本当にお疲れさまです。
お手伝いの方々が帰るときには、
感謝の気持ちを込めて、
「お疲れさまでした!」と挨拶しています。

我が家の今年のりんごの出来は、
全体的に小玉傾向で、数量があまり上がりません。
今年は多いかな〜と少しは期待していたのですが…。
春先の低温や夏の猛暑の影響なのかもしれません。
今収穫しているりんごが少しでも高値で売れますように…。


今はとにかく収穫作業に集中しなければなりません。
ひたすら選果・りんごもぎに励みます!

100426yomesan-logo.gif

 

-21.王林の収穫-

 晩生種のりんごの収穫がはじまり、
いよいよ本格的な収穫シーズンになってきました。
今、我が家では「王林」を収穫しています。
作業には、4名の方に手伝いに来てもらっています。


今年の「王林」の出来は、夏が暑かったせいもあり、
果点の周りが赤くなる「赤い点」が多くみられます。
選果の際は、どんな小さな赤い点でも見逃すことはできません。
赤い点がついたものは、味も硬さも良品と全く同じですが、
加工用に選果しなければなりません。
「もったいないな~」とは思いますが、
それが悪化して広がってしまうと、
それこそ売り物にならないりんごになってしまいます。
もちろん、表面に赤い点がついているからといって、
人の体には何も影響はありません。
それでもやはり、消費者の皆さんには、
質の良いりんごを提供したいので、
選果作業に手を抜くことはできません。


↓我が家の「葉取らずふじ」yomesan101030.jpg

その年のりんごの病気が予想できるなら、
その影響を最小限にとどめることも、
私たち農家の責任だと思います。
「病気になったから仕方ない」ではなく、
今年の気候や園地の環境はこうだから、この病気が予想される、
それならばこの方法を使おう、ということはできます。
そのためには、知識や経験の豊富な先輩の方々の意見に、
積極的に耳を傾け、指導を受けることも必要だと思います。
ずっと受け身で構えていては、何もはじまりません。


りんご作りはとてもやりがいがあります。
天災さえなければ、自分たちの方法や実践で、
いくらでも良いりんごを作ることができるからです。
今年は、台風や降雹など、大きな被害はなかったものの、
高温などの影響から、小ぶりなりんごが多いようです。
でも、味は抜群においしいですよ!


最後の1個の収穫が終わるまで、
ひたすらまっしぐらです。がんばります!

yomesan101030.2.jpg


 mailmagazine2.gif

 「りんご大学だより」は、りんごの魅力や、りんごの生育情報、おいしいりんごレシピなどを週1回お届けするメールマガジンです。
ご登録は無料です。あなたもりんごのあるおいしい生活をはじめてみませんか?

配信ご希望の方は、こちらへ

100426yomesan-logo.gif-20.ふじの栽培-

 

今年は、風がとても少ない年だと思います。
例年ですと、強い風が吹いて、
りんごが落果してしまったり、表面にすり傷がついたりして、
良い品が格外になってしまうことがあるのですが、
幸いなことに、今年はそれがありません。
それに、りんごの値もとても良いようです。
平成3年の台風19号以来、
りんご農家にとっては珍しく嬉しい年だと思います。
私が嫁いできたあたりは、「むつ」という、
玉が大きくてピンク色のりんごが、
今の3倍くらいの値で競りおとされていました。
といっても、当時はりんごに関しては全く無知でしたので、
その話を身にしみて感じたのはもっともっと後のことでした。
 

今は「むつ」の数量は少ないようです。
やはり、「ふじ」が主流になってきているようです。
「ふじ」は、味や外見などが安定しているので、
お客様に最も喜ばれる品種だと思います。私も大好きです。
特に我が家のりんごは、他のりんご農家のものよりも、
甘くて酸っぱくて、味がぎゅと凝縮しているんです!
なーんて、私が「自分のうちはそうだ!」
と思っているように、他の農家の方々も、
「自分のりんごが一番!!」と言っているんだろうな~と思います。
 

我が家では、葉取らずりんごも栽培しています。
反射シートを園地に敷き詰めて、あとは収穫を待つだけです。
(もちろん、その間にやらなければならない作業はいっぱいありますが。)
反射シート敷きは、本日の午前中に終了しました。
ということで、今日は雨も降っているので、
午後は少し遠くのスーパーまで出かけてきました。
収穫期は忙しいので、空いた時間に食料を買いだめして、
なるべく外出を控えるようにしています。
 

さて、スーパーは平日だというのにとてもにぎわっています。
我が家では、果物コーナーに行くといつもバナナを買います。
今日はバナナの特売日だったので、もちろん買ってきました。
それにしてもりんごは店頭に並んでいても、元気がないですね~。
りんごどころのお店だからでしょうか?
美容と健康を考えるなら、りんごが一番!
…なはずなのに、バナナのコーナーが人気のようです。
店頭でもっとりんごが中心的にディスプレイされていればいいのになぁ・・・。
お店に行くと、りんごをつくっている私でさえ、他の果物に目がいきます。
県外のお店では、りんごはどのように売られているのでしょうか?
 

「ひろさきふじ」の収穫はやっと終わりました。
出来栄えは例年通りだと思います。
つる割れ果は多くも少なくもなく、いつも通りの量だと思います。
ただ、「ひろさきふじ」は加工用に出荷しても、他の品種よりも高値がつきます。
あますところがないことが、「ひろさきふじ」の利点です♪
 

ところで、我が家の「ふじ」はほとんどが葉取らず栽培です。
葉を取らないことで、葉を取るものよりも光合成がたくさん行なわれ、
甘味がぐーんと増すんです。
葉を取った「サンふじ」とはやはり甘味、酸味がちがいます。
ただ、味は絶品なのですが、値段も人気も「サンふじ」に負けます。
見た目は、実の表面に葉の形が白く残っていて、あまり良くありません。
また、葉を取る作業がないため、人手もかからずコストダウン。
 というわけで、あまり高値で買われないのです。
我が家では作業人数が少ないため、葉を取らないという方針です。
私の考えとしては、これからもやはり「サンふじ」の方が安定していくと思います。
 

ラスト1ヵ月!りんご農家の皆さん、がんばりましょう!

100426yomesan-logo.gif

 

-19.秋空-


 お天気はすっかり秋空となっています。
すこしずつ重ね着も増えてきました。
体調管理にも気をつかいます。
家族から更年期だと言われている私ですが、
体力にはまだまだ自信があります。
幼少の頃から特に大きな病気はしたことがなく、
健康にはとても恵まれています。
数年前には、秋になると必ずといっていいほど、
腰痛や肩こりなどの症状が出て、整体のお世話になりました。
収穫作業の疲れがたまっていたのでしょう。

ですが、内臓はいたって丈夫です。
ストレスで胃が痛いと感じたことはありません。
そのかわりといってはなんですが、腸がとても敏感です。
10年ほど前には、ちょっとしたストレス?で、
腸の不調が一ヵ月ほど続いたこともありました。
今はそのような症状はほとんどありません。
両親にはとても感謝しています。
ですが、弟がとても身体が弱く、
同じ姉弟なのにね~と言い合って笑っています。

 20101003yomesan4.jpg


しかし、これからはそんな悠長なことは言ってられません。
年を重ねるごとに、身体を大事にしなければならないと感じています。
休む時は休み、仕事するときは一生懸命仕事をするようにしています。

若い頃はなんでも一生懸命やっていました。
畑仕事に、子育て、家事と、
よくあんなにバカみたいにがんばっていたな~
と変な意味で関心してしまいます。
あの頃がんばったからこそ、
今こうしていられるとは思いますが。


きっと、若かったからなんでしょうね~。
現在の若い農家のお嫁さん方は、
どのように過ごしているのでしょうか…。

 

今りんご畑では、「ひろさきふじ」の収穫にいそしんでいます。
「ひろさきふじ」はとてもきれいなあめ色をしたりんごです。
収穫はまだまだ続きます。
 

今日、雨が降ったので、畑の小屋にかけていたカッパを着ると、
カッパの帽子の部分にずっしりとした重みが。
葉っぱかな~でもそれにしてはずいぶん重いな~と思い、
手でパパッと払ったところ、

!!

…な、なんと!こうもりではありませんか!!
ビックリしました。

こうもりもビックリしたのか、
ボタっと地面に落ちて、死んだフリをしています。
手でツンツンとつついても、スローに傘をすぼめるように動きます。
何をしても抵抗しません。こんな感じです。↓

20101003yomesan2.jpg注:生きています。

顔はとてつもなくブサイクです。
耳は大きく、まるでブタのようです。
しかし、
何とも言えない魅力があります。
かわいいです。
また、小屋の暗い所に戻してやりました。

 

次回はひろさきふじの収穫の様子をご紹介します。

1  2  3  4  5

月別 アーカイブ

メルマガ購読・解除
 

おススメレシピ


 もっと食べたい!毎日食べたい!「りんごトーストサンド」
recipe_184px.png

img_2251_72px.png
 アップルカッターのお求めは
 販売元:(株)弘果物流
 0172-27-1800
 hirokafleshbin_click_s.jpg